夏
あいつはいつだって勝手だから、
思い出したようにまた急にやってきて、
わたしの心と体を熱くする。
一年近くもほっぽらかしだったのに、
まるでそんなことは忘れてしまったかのようで、
その鍛えられた肉体と屈託のない笑顔は、
わたしの心と体をだめにする。
なのにある日突然遠い目をして、
そろそろ行かなくちゃと背中を向ける。
行かないでと言ったところで、
どうにもならないことはわかっているけれど、
せめて心の準備くらい、
せめて涙の準備くらい、
させてほしいとまた思う。
勝手なあいつ。
勝手なあいつ。
思い出したようにまた急にやってきて、
わたしの心と体を熱くする。
一年近くもほっぽらかしだったのに、
まるでそんなことは忘れてしまったかのようで、
その鍛えられた肉体と屈託のない笑顔は、
わたしの心と体をだめにする。
なのにある日突然遠い目をして、
そろそろ行かなくちゃと背中を向ける。
行かないでと言ったところで、
どうにもならないことはわかっているけれど、
せめて心の準備くらい、
せめて涙の準備くらい、
させてほしいとまた思う。
勝手なあいつ。
勝手なあいつ。
by RyuSawachi | 2008-08-22 07:00